CASBEEって何? | |
CASBEE(キャスビー)と読みます。 CASBEEというのは Comprehensive Assessment System for Bilding Environmental Efficiency の頭文字をとったものです。 直訳すれば「総合的・評価・システム・建物・環境・効率」となり つまり、「建物の環境効率を測るものさし」・「基準」ということになります。 この「基準」で建物を建築したり生活すれば 質の高い生活(健康で快適)を省エネ・省資源で実現出来るのです。 地球の未来のために「長持ちする家」と「快適・省エネ住宅」は必須です! BEEとは? 昨今、あちこちで「環境に優しい・・・・」というPRはよく耳にしますが 1つの素材や建物の一部が優れているだけでは本当は×(ダメ )なのです 大事なことは総合的な判断とバランスを重視した取り組みが重要なのです。 計算式(バランス) Quality(環境品質) BEE(環境効率) = −−−−−−−−− Load(環境負荷) あなたのお家はバランスがとれていますか! 何のために? 戦後の日本は家を建てては壊す「スクラップ & ビルド」が当たり前でした 大量のエネルギーや資源を使い建てた家を、いともた容易く壊してしまい ある種の無駄遣いをしてきました。 環境問題からもエネルギーや建築資源を大事に使用・活用することが求められます。 「地球に優しい」をみんなで考えなければいけません! 海外はどうなの? 日本は2002年にCASBBE(キャスビー)が開発されました イギリスでは1990年に BLEEASM(ブリーム) カナダでは1993年に BEPAC 北米では1996年に LEED(リード)が開発されています。 中国ではオリンピック施設を建てるにあたり GOBAS(ゴバス)が開発され 海外でも沢山の国が同様の取り組みを進めています。 このような取り組みは世界的に見ても、ここ20年のことと思われがちですが 別の項(31-日本は高温多湿)にも記載していますが 「木造は腐る物」というよりも 「木を腐らせない」という知識と思いが大切なように 住まいを作る人も、その住まいに住む人も、 CASBBEの取り組みから個人々がライフスタイルCO2削減について考え 住宅の環境性能を向上させながら環境負荷を削減し、 地球環境問題の改善に貢献出来ると思います。 CASBEEに取り組むことで、 『個人的便益』 建物の寿命を延ばすことにより入居者のライフサイクルへの負担が軽減され 健康で快適な生活を手にすることが出来、ライフサイクルCO2削減も出来る 『社会的便益』 個人が所有する敷地内から1歩大きく地域環境を考えることで社会全体 として地球環境に対する負荷を軽減させることに貢献できる。 私達(業者)は環境負荷の少ない住宅を建設しなければなりません 地球人みんなで地球の未来を考え無ければならない時代になっています。 CASBEEの取り組みから、みんなで地球の未来を考えようではありませんか!! 80 |
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